アヤコタナカドライフラワーアレンジメントスクール
8月 夏闌
夏が最も盛んになった時、盛りが極まってそれ以後は衰えに向かう時。
そのような真っ盛りである様を意味する。
盛りを過ぎて衰退に向かう間際のことなので、秋の予感を表す季語として使われる。
とあります。
今日、8月31日は夏休み最後の日です。
そういえば子供の頃、焦って宿題を仕上げながら毎年のように反省をくり返し、
そうしながらも季節の移り変わりを子供なりに感じて、
ちょっぴり感傷的になっていたのを思い出します。
色・・・で表す夏の盛りが曇りのない赤なら
その頂点に達したときは、その赤が自分の熱で黒みがかるように
赤の色も濃くなってゆくのかもしれません。
生徒さんの作品もコントラストの強いものが多く、
濃くて強い色がぶつかり合う作品たちはまさに
「夏闌」を表していました。
いつの文化も円熟してから衰退に向かう頃が爛熟期 デカダンス 、
そこには大人のにおいがあって退廃的な美が賛美されたりしますよね。
本当の秋が来る前の暑い夏の盛りが今まさに過ぎようとする時、
その短くてそして刻々と変化する季節に思いを馳せるのは、
とても贅沢なことではないでしょうか。
そう私たちのフレッシュドライフラワーもまさに“闌”の時に収穫され、
その花の持つ美しさが刻々と変化してゆき、そこに儚さや、色気、
生花にはない大人のにおいがある魅惑の花です。
秋の作品展のテーマを『 mature 成熟』としました。
時の流れを慈しむように
色をかさね、形をかさね、
皆の心の中にある、
大輪の花を咲かせましょう。
アヤコタナカドライフラワーアレンジメントスクール主宰 アヤコ タナカ








